コバネイナゴ

体調16〜40ミリで8〜11月に本州・四国・九州・沖縄で見られる体の側面に濃茶色の筋が入った明るい緑色のバッタです。翅は短く腹端を越えない場合が多いが個体差があり長翅型のものも見られます。水田やその周辺の草原などに極めて普通に見られ、イネの害虫として有名ですがイネ以外の雑草も良く食べ、佃煮として食用にもなります。

ショウリョウバッタ

明るい草原に多く都市近郊の空き地などでもよく見られます。頻繁に草刈りをされる不安定な環境にも適応しオスとメスの体の大きさの差が激しく、大きなメスは日本産のバッタでは最大級です。小型のものはオンブバッタと混同されやすいが、オンブバッタと違ってよく飛び、イネ科を中心として様々な植物を食べます。

キリギリス

草原や川原・土手などにすむ、なじみ深い昆虫のひとつです。オスの羽の重なり合う部分が発音器になっており、昼間、草などにとまってチョン・ギース、チョン・ギースと鳴きます。色は緑色か褐色で、褐色のものは俗にアブラと呼ばれることがあります。